ドイツ・デュッセルドルフにて3年に1度開催される、リテール業界世界一の見本市EuroShop2020。4度目の出展となる今回、世界のマーケットで一番の関心を集める“サスティナビリティ”をテーマとした、弊社ブースをご紹介します。


”エデンの園”をバイオフィリック空間と新作のマネキンで表現

新作マネキン【Adam & Eve】を発表するにあたり、今回のブースコンセプトは『アダムとイブ~エデンの園~』としました。そして、アダムとイブが住んでいた楽園のような空間 ”エデンの園” を、バイオフィリックデザインで表現。

彼らは、神から食べてはいけないと命じられていた善悪の知識の木の実を食べてしまい、死をもつ存在となってしまいました。自然へと還る存在となったアダムとイブをモチーフに、バイオプラスチックによる自然に還るマネキンが、今回のメインテーマです。

自然へと還るサスティナブルなマネキン「Adam&Eve(アダム&イブ)」

『自然に還るプラスチック? 今注目のサスティナブルなマネキン』の記事でもご紹介したように、今回のEuroShop2020にて世界に先駆けて発表したのが、植物由来かつ生分解性のバイオプラスチックをもちいた等身マネキン「Adam&Eve」です。 中央のりんごの樹のスペースで、象徴的なエデンの園の風景を表現しました。

植物由来かつ生分解性のバイオプラスチック

来場いただいた方からは「Beautiful !」など多くの高評価をいただき、ありがたいことに 写真を撮っていかれる方もたくさんいらっしゃいました。

ちなみに来場した方々には、善悪の知識の木の実=りんごを配ったりも。

バイオフィリックな空間を彩るima treeと、3D技術をもちいた新たなマネキン表現

“エデンの園”イメージで、バイオフィリックデザインを実現するためにフェイクグリーンと本物の植物を、ミックスしてディスプレイしました。

ブース中央と左サイドにあるのが、大型のフェイクツリー「ima tree」です。中央の木にはりんごも付けたりと、幹をベースとして、枝のバリエーションによってガラリと雰囲気を変えることができるのも特徴です。

そして、前方のテーブル上にディスプレイされている小さいサイズのマネキンと、後方にある3mの大型マネキンオブジェ。両方とも3D技術を駆使して、元のマネキンデータから作り上げました。弊社の3D造形技術については、またご紹介できればと思います。大型マネキンについてはフォトスポットになっており、多くの写真撮影をするお客様で賑わっていました。


グローバルなマネキンメーカーとして挑戦し続ける

世界の名だたるブランドや企業がブースをかまえるEuroShop。グローバルな会場の雰囲気の中でマネキンメーカー他社にはなかったバイオフィリックな空間デザイン。また、メイドインジャパンのものづくりによるソリューション提案により、日本企業としての独自の色を出せたのではないかと、おこがましくも自負しております。

しかし、私たちの挑戦はこれからです!世界にインパクトを与えるような、そんな企業であり続けます!